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ロボットが電車で隣町まで弁当を配達 宇都宮大が路面電車で実証実験
宇都宮市で行われた実証実験では、中距離配送システムの一環として自動走行ロボットがLRTに乗ってお弁当を運ぶ様子が試された。
ロボットは宇都宮駅東口から公園までの10kmを移動し、お弁当を無事に届けた。
宇都宮大学の教授は、ロボットの社会インフラでの活用を強調し、今回の実験が他の地域でも展開される可能性に期待を示した。
![ロボットが電車で隣町まで弁当を配達 宇都宮大が路面電車で実証実験](/img/article/20240601/665ab4383a985.jpg)
ロボットが電車に乗って移動し、離れた場所にお弁当を届ける。近い将来を見据えたこんな実験が宇都宮市で行われました。
きょう、宇都宮大学が行ったのは次世代型路面電車=LRTと、自動走行ロボットを掛け合わせた中距離配送システムの実証実験です。
弁当を積んだロボットが宇都宮駅東口の停留所からLRTに乗り込み、およそ10km離れた「かしの森公園」近くの停留所で下車。その後、横断歩道を渡って公園までお弁当を届けました。
「はい、お弁当届きました~」
宇都宮大 尾崎功一 教授
「ロボットの活用というのは、社会インフラに繋げた方が非常に効果的なので。そういったところの良い事例になれば多分我々だけではなくて、他のところでも似たような実験というのが広がっていくと信じてますので」