吉村洋文知事、アルゼンチンの万博撤退意向に「できるだけ寄り添う」

AI要約

大阪府知事が2025年大阪・関西万博に参加予定だったアルゼンチンの撤退意向に言及。

アルゼンチンは予算面の問題で出展が難しくなったとみられる。

吉村知事は多くの国に参加してもらうことの重要性を強調。

吉村洋文知事、アルゼンチンの万博撤退意向に「できるだけ寄り添う」

 大阪府の吉村洋文知事が(48)が29日、府庁で定例会見を行った。2025年大阪・関西万博に参加予定だったアルゼンチンが撤退する意向を示していることについて言及した。

 日本国際博覧会協会(万博協会)から正式な報告は受けていないとした上で、吉村氏は「1回、手を挙げたが、国の事情で参加が難しいところも出てくる」と述べた。

 アルゼンチンは参加国が自前で建設するパビリオン「タイプA」での出展を予定していたが、急激なインフレ(物価上昇)で経済危機に直面するなど予算面の問題で出展が難しくなったとみられる。

 吉村氏は「1国でも多くの国に参加してもらい、価値観を共有したり、発信することが大切だと思う」と強調した。

 「現状150~160国に挙げてもらっている。参加希望国は多いが、どうしても国の事情がある。1国でも多くの国に参加してもらうために、できるだけ寄り添っていくことが大切です」と述べた。

 すでにメキシコ、エストニア、ロシアが万博からの撤退を表明している。