【囲碁女子リーグ】チーム福岡の鶴山淳志監督、抽選3連敗も「頼りになるメンバーそろった」

AI要約

「第1回日本女子囲碁リーグ」のチーム選手選抜会議が行われ、5チームが参加。 リーグ戦では各チームが3人出場し、上位2チームが決勝を争う。

チーム福岡は抽選で3連敗し、謝、柳原、向井、辻などのメンバーを指名。監督の期待も高いメンバーでチーム編成を行う。

若手の柳原を中心に育成を期待するチーム福岡。指名した面々は日々強くなる姿が期待される。

 今年7月に始まる「第1回日本女子囲碁リーグ」のチーム選手選抜会議が28日、東京・市ケ谷「日本棋院」で行われた。参加は5チーム。1チーム4人で編成され、リーグ戦には各チームから3人を選んで出場させる。来年5月まで行い、上位2チームによる決勝を6月に実施する予定。

 チーム福岡は抽選で3連敗した。1位指名で藤沢里菜女流本因坊、外れ1位で上野梨紗女流棋聖、2位で星合志保三段と立て続けに取り損ねた。謝依旻七段、柳原咲輝初段、向井千瑛六段、辻華三段と指名した。謝と向井は30代のタイトル獲得経験者、柳原と辻は若手の伸び盛りだ。

 「ガッツポーズの準備までしていたのに」と、監督の鶴山淳志八段は抽選で外すたびに首をうなだれていた。それでも、「クジを外した割には頼りになるメンバーがそろって、素晴らしいチームになった」。

 伸びしろを見込んで指名したのは柳原。「日々強くなっている。謝さんと向井さんが育てて大きくしてくれる」と話していた。