妊娠約9か月の胎児を堕胎した疑いでスリランカ国籍の女逮捕 薬物を使って堕胎か 交際相手の男も手助けした疑いで逮捕

AI要約

スリランカ国籍の女が妊娠9か月の胎児を違法に堕胎し、逮捕された。

胎児の堕胎に関与した交際相手も逮捕された。

警察が堕胎に使用された薬物や事件の経緯を調査中。

妊娠およそ9か月の胎児を違法に堕胎したとして、スリランカ国籍の女が逮捕されました。

堕胎の疑いで逮捕されたのは、スリランカ国籍で茨城県取手市に住む留学生、ルバシン・リヤナゲ・ウデシカ・アヨミ・ジャヤラトゥ容疑者(30)です。

ルバシン容疑者は今年4月、宇都宮市にある交際相手の自宅で、薬物を使って妊娠9か月の胎児を堕胎した疑いが持たれています。交際相手の栃木県宇都宮市に住む無職、ムナシンガ・スデス・ディルシャン・デ・ソーサ容疑者(30)も堕胎を手助けしたとして逮捕されました。

警察によりますと、ルバシン容疑者は今年3月末、栃木県内の産婦人科で中絶を断られていて、この産婦人科から連絡を受けた取手市保健センターが、「人工中絶できない子を堕胎したようだ」と警察に通報して事件が発覚したということです。

警察がルバシン容疑者に事情を聞いたところ、堕胎を認め、赤ちゃんを宇都宮市内の鬼怒川の河川敷に捨てたと説明したことから、現場を捜索した結果、きのう(22日)ビニール袋に入れられた赤ちゃんの遺体を見つけたということです。

ルバシン容疑者は取り調べに「薬を飲んで堕胎した」と容疑を認めているということです。

警察は事件のいきさつのほか、堕胎に使用した薬物の種類や入手ルートを調べています。