女王アリも含めヒアリ1千匹以上、横浜港本牧ふ頭のコンテナ内で見つかる…国内で今年初確認
環境省は22日、横浜港で要緊急対処特定外来生物のヒアリが女王アリを含めて1000匹以上見つかったと発表。
ヒアリは中国からのコンテナを積載した船舶によって運ばれ、国内で初確認。
国内でのヒアリの確認は2017年以降18都道府県で112件に上り、注意が必要とされている。
環境省は22日、横浜港本牧ふ頭(横浜市)のコンテナ内から、強い毒を持つ「要緊急対処特定外来生物」のヒアリが、女王アリを含めて1000匹以上見つかったと発表した。国内でのヒアリの確認は今年初めて。
発表では、中国でコンテナを積載した船舶が今月2日に東京港大井ふ頭に入港。東京都内で荷物を下ろした後、本牧ふ頭に搬入されたコンテナ内から16、17日にヒアリの働きアリ1000匹以上、女王アリ20匹以上が確認された。
ヒアリは2017年6月に国内で初確認された。それ以降、今回を含めて18都道府県で112件確認されている。