総会屋も高齢化、都内で10人程度に 警視庁が株主総会警戒本部設置

AI要約

警視庁が株主総会期間前に特別警戒本部を設置し、総会屋とのトラブル警戒にあたる

東京都内では5月中に約100社、6月中に約1200社が株主総会を予定しており、最も集中する6月27日には約320社の開催が見込まれている

総会屋は都内で年々減少傾向にあり、活動しているのは10人程度とされる

総会屋も高齢化、都内で10人程度に 警視庁が株主総会警戒本部設置

 株主総会が集中する時期を前に、警視庁は20日、株主総会特別警戒本部(本部長=長坂雄太・組織犯罪対策部長)を設置した。6月下旬まで、延べ約2000人の捜査員が、企業に不当な要求をする「総会屋」とのトラブル警戒などにあたる。

 暴力団対策課によると、東京都内では5月中に約100社、6月中に約1200社が株主総会を予定。最も集中する6月27日には、約320社の開催が見込まれている。総会屋は高齢化などを理由に年々減少傾向にあり、都内で活動しているのは10人程度とみられる。【遠藤龍】