河野氏、十勝のスマート農業視察 「人手不足解消へ規制緩和必要」

AI要約

河野太郎デジタル相は北海道十勝地方を訪れ、スマート農業やドローンを視察。規制緩和の必要性を強調。

牧場でのロボットによる餌やりや搾乳、GPSを活用したトラクターの自動運転など先進技術の導入を体験。

ドローンによる物流や自動運転バスの利用も体験、人手不足や公共交通に対する課題に対応するための取り組みを紹介。

河野氏、十勝のスマート農業視察 「人手不足解消へ規制緩和必要」

 河野太郎デジタル相は19日、北海道十勝地方を訪れ、先端技術で農作業の効率化を図る「スマート農業」や、ドローンによる物流の現状を視察した。「人手不足の解消や公共交通の維持に向け、できるところから規制緩和しなければならない」と記者団に述べた。

 士幌町の牧場でロボットによる餌やりや搾乳を見学。衛星利用測位システム(GPS)を活用したトラクターの自動運転で植えられた本別町のトウモロコシ畑も訪れた。

 上士幌町では、ドローンが約8.5キロ先のレストランから河野氏の弁当を運んでくる様子を体験した。視察の一部区間は自動運転のバスで移動した。