岸田首相、総裁選で「交代した方がいい」72% 毎日新聞世論調査

AI要約

18、19日に実施された全国世論調査で、岸田文雄首相の総裁再選に対する世論が明らかになった。

調査結果では、「交代した方がいい」が72%で、「続けた方がいい」を大きく上回る結果となった。

岸田首相は裏金問題や低迷する内閣支持率に直面しており、再選への道は険しい状況となっている。

岸田首相、総裁選で「交代した方がいい」72% 毎日新聞世論調査

 毎日新聞は18、19の両日、全国世論調査を実施した。岸田文雄首相(自民党総裁)が9月に実施される党総裁選で再選され、首相を続けた方がいいと思うか尋ねたところ、「交代した方がいい」が72%を占め、「続けた方がいい」(12%)を大きく上回った。「どちらとも言えない」も16%あった。

 岸田首相の総裁任期は9月まで。岸田首相は総裁選で再選を目指すが、昨年11月以降、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金問題が深刻化し内閣支持率は低迷。4月の衆院3補欠選挙では、自民党は、擁立せず不戦敗だった選挙区も含め全敗した。

 調査は、携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)機能を使う方式と、固定電話で自動音声の質問に答えてもらう方式を組み合わせ、携帯543件、固定550件の有効回答を得た。【野原大輔】