輪島では500mm近い大雨 引き続き土砂災害に警戒

AI要約

能登地方では22日朝も激しい雨が降り続いており、土砂災害に警戒が必要です。

輪島では40ミリ以上の激しい雨が観測され、過去2日間で平年の2カ月分の雨量が降っている状況です。

雨のピークは過ぎたものの、依然として危険な土砂災害の可能性が高いため、油断せず注意が必要です。

輪島では500mm近い大雨 引き続き土砂災害に警戒

能登地方は22日朝も激しい雨が降りました。今後の見通しについて気象予報士の森口さんです。

 (森口哲夫気象予報士報告)

 大雨の特別警報は警報に切り替えられましたが、この後も土砂災害に警戒が必要です。

 能登地方には朝も活発な雨雲がかかり、輪島では1時間に40ミリ以上の激しい雨を観測しました。

 この時間は雨雲が抜けて天気は回復に向かっています。

 これまでに降った雨の量は輪島で500ミリ近くに達していて、平年の2カ月分の雨が2日間で降っています。

 雨のピークは過ぎましたが、この後も油断はできません。

 土砂災害の危険度分布をみると、まだ紫色の危険なエリアが能登半島の広い範囲に見られます。

 いつ土砂災害が発生してもおかしくない状況ですので、危険な場所には近付かないようにして下さい。