大雨特別警報の石川県 1人死亡8人行方不明 仮設住宅600戸余りで床上浸水

AI要約

石川県で大雨による被害が発生し、1人が死亡、8人が行方不明となる

輪島市では住宅が流され4人の行方が不明、3人がトンネルで連絡が取れなくなる

浸水被害や土砂崩れなど、被害が広範囲に及んでいる

大雨特別警報の石川県 1人死亡8人行方不明 仮設住宅600戸余りで床上浸水

石川県では大雨による影響で1人が死亡、8人が行方不明となっています。消防には、輪島市で住宅が流され4人の行方が分からないとの情報も入っています。

 気象庁は21日午前11時前、輪島市・珠洲市・能登町に大雨特別警報を発表しました。

 県によりますと、珠洲市で土砂崩れの下敷きとなった1人の死亡が確認されたほか、輪島市と珠洲市、能登町で合わせて3人の行方が分からなくなっているということです。

 国土交通省によりますと、土砂崩れの影響で輪島市の中屋トンネルで能登半島地震の復旧工事を行っていた3人の作業員と連絡が取れなくなっています。

 消防によりますと、このトンネルの現場では、さらに2人と連絡が取れておらず、捜索が行われるということです。

 また、消防によりますと、輪島市久手川町で住宅4軒が川に流され4人の行方が分からなくなっているということです。

 浸水被害も相次いでいて、仮設住宅600戸余りで床上浸水が確認されています。

 この他にも多くの住宅が水に浸かっていますが、正確な数は把握できていません。