猛烈な暑さとなった東海地方 岐阜・大垣市では「50-50」の記録が誕生
東海地方で猛烈な暑さとなった20日、岐阜県大垣市で前代未聞の暑さの記録が生まれた
市民や学生は暑さに不満を述べる一方で、涼を求めて水まんじゅうを買う姿も見られた
大垣市の夏の風物詩である水まんじゅうは例年よりも多く売れている
20日も各地で猛烈な暑さとなった東海地方。岐阜県大垣市では、「50-50」の記録が生まれました。
“水の都”として知られる、岐阜県大垣市。
20日の大垣市は、午前中から気温がぐんぐん上昇。
正午前には35℃を超え、最も遅い「猛暑日」の記録をまた更新しました。
そして20日、大垣市である記録が生まれました。それは――
「50-50」です。
50-50はドジャースの大谷選手が達成した、50本塁打と50盗塁という、前代未聞の記録のことですが、大垣市の「50-50」とは、実は暑さの記録のこと!
最高気温が35度以上、最低気温25度以上の年間日数が、20日でいずれも50日以上になったんです。
「部活が1回休みになった。“暑さ指数”で」(高校2年生)
「暑いのが続くのがいや」(高校2年生)
「怖いです。(暑さが)これからもっと長くなっちゃうんじゃないかと思って」(市民)
暑~い日が続くなか、“爆売れ”しているものがあります。
水晶玉のような涼やかな見た目。
そう、大垣の夏の風物詩「水まんじゅう」です。
「いま週末3000個~4000個は作る。本当に、例年と比べて多いですね今年は。例年の2倍くらい多い」(金蝶園総本家 杉山秀子店長)
水まんじゅうを作る個数は1回につき、600個前後だということ。
例年は4回ほどに分けてつくるところ、今年は6~7回と作業も増えているといいます。
「こちらは作り置きをしない商品なので。きょうは何人来店するか、朝の動きで見越す。作り置きをしないので、大変な作業です」(杉山店長)
20日も多くのお客さんが涼を求めて、水まんじゅうを手に入れていきました。
「夏になると、絶対大垣の人は食べると思う」(市民)
「人が来ると、ここで買って出す。もうシーズン4~5回来ています」(市民)
水まんじゅうの販売は、10月14日までの予定です。