関東~九州で厳しい残暑 37℃超も 次の3連休は大雨の恐れ 気温急降下で秋の気配

AI要約

九州や関東で猛暑が続く中、福岡県太宰府市では今年59回目の猛暑日を記録し、国内の猛暑日記録を更新。

週末以降、秋雨前線の停滞により雨が多くなる見込み。南からの気流や台風の影響で大雨になる可能性も。

北海道や東北では秋の空気が流れ込み、気温が下がってきている。関東以西も30℃を下回る日が出てきそう。

関東~九州で厳しい残暑 37℃超も 次の3連休は大雨の恐れ 気温急降下で秋の気配

今日17日は、広い範囲で晴れて厳しい残暑となっています。九州では体温を超える暑さになっている所があり、福岡県太宰府市では今年59回目の猛暑日に。国内の猛暑日記録をまた更新。関東も残暑が復活。この猛暑は次の3連休の雨でようやく、おさまる所が多いでしょう。

今日17日は、広い範囲で晴れて厳しい残暑となっています。午後3時までに九州では体温を超える暑さになった所があり、福岡県朝倉市では37.8℃を記録。また、太宰府市では36.8℃と今年59回目の猛暑日となり、さらに国内の猛暑日記録を更新しました。広島市でも35.5℃を記録し、過去の猛暑日最晩記録をまた更新しました。西日本を中心に、まだまだ異例の残暑が続いています。

関東も残暑が復活。埼玉県鳩山町では35.2℃と猛暑日となり、東京都心も33.4℃まで上がり、昨日16日に比べて5℃くらい高くなりました。

午後3時までの猛暑日地点数は73地点となり、14日から4日連続で70地点以上で猛暑日となりました。

長引く残暑にようやく転機が訪れそうです。

週末以降、秋雨前線が本州付近に停滞し、雨の降る所が多くなるでしょう。南から熱帯低気圧、もしくは新たに発生する台風が北上し、暖かく湿った空気が流れ込んで、局地的に大雨をもたらす恐れがあります。しばらく前線が停滞し、次の3連休はまとまった雨になる所もあるでしょう。

また、この雨でようやく猛烈な暑さがおさまる所が多くなりそうです。

明日18日から20日にかけては、関東から九州は猛烈な残暑が続くでしょう。福岡市では19日は37℃の予想で、9月下旬が迫る中、危険すぎる暑さです。運動会の練習など屋外で過ごす機会も増える頃ですが、万全な熱中症対策が欠かせません。日中、気温が上昇する時間帯はできるだけ活動を控えるなど、十分な暑さ対策を行ってください。

北海道や東北など北から秋の空気が流れ込んで、日に日に気温が下がってきます。札幌市の最高気温は20日は20℃、21日は19℃の予想で、昼間でも長袖が欲しいくらいの涼しさです。仙台市も21日、22日は最高気温が21℃と半袖の陽気から一転して、長袖シャツで過ごせる日が増えそうです。

東京都心や大阪市など関東以西も週末から30℃を下回る日が出てきそうです。いよいよ長い猛暑が終わり、季節が秋へ進むとみられます。もうしばらくは暑さ対策を徹底しましょう。