キッズスペースを…名古屋グランパスが「パパママ応援シート」実現 クラブとサポーターが手を取り合いアイデア続々

AI要約

名古屋グランパスは明治安田J1リーグで14位となっており、サポーターと一体となって新たなチャレンジを始めている。

ソシオプロジェクトでは、子どもたちと保護者が参加してクラブの改善案を考える取り組みを行っており、キッズスペースの設置など様々なアイデアが出されている。

クラブとサポーターが手を取り合い、新たな取り組みを通じてより良い試合環境を目指している。

キッズスペースを…名古屋グランパスが「パパママ応援シート」実現 クラブとサポーターが手を取り合いアイデア続々

サッカーの名古屋グランパスは明治安田J1リーグで現在14位。優勝争いからは遠ざかっているものの、クラブはサポーターと一体になって新たなチャレンジを始めています。

それがソシオプロジェクトです。サポーターが主体となってアイデアを出し合い、去年は第1弾企画として、なんとクラブのシンボルであるエンブレムを変更。今シーズン、選手たちはこの新しいエンブレムを胸に戦いに臨んでいます。

そして第2弾の今回は…15歳以下の子どもたちと保護者が参加して「子どもたちがもっと笑顔で楽しめるグランパスを考える」というテーマで2度に渡るミーティングを実施。

その結果、グランパス愛に溢れた7つの企画案が出てきました。中でも…。

(参加した保護者)

「キッズスペースを作るってことなんですけど、とにかく(子どもは)落ち着きがないので、コンコースを活用して走り回れるようなところがあったらいいなと考えました」

(名古屋グランパス マーケティングG 児玉智洋さん)

「今シーズン、来シーズンその先も含めて、1つでも2つでも実現したい」

■9月22日と28日に「パパママ応援シート」が…

グランパスのイベントグループは、このアイデアを実現するべく、すぐにミーティングを開始。キッズスペース案については。

(マーケティングG 児玉智洋さん)

「親が大変だ」

(運営・イベントG 田井友晶さん)

「実際大変ですよね。自分の家も5歳と3歳の子どもいるけど、結局試合を最後まで見れずに子ども暴れ回って途中で帰っちゃうとかあるので、結構これ解決できると入場者数増えたりってのはありえるかもしれないですね」

後日、グランパスから発表されたのが「パパママ応援シート」。9月22日と28日、2試合連続で座席の近くのコンコースに、キッズスペースやお絵描きスペースを設置し、試合観戦中でもスタジアム内で、子どもが遊べる取り組みにトライします。

クラブとサポーターが手を取り合い、お互いにとってより良い未来へ向けて一歩前進です。

(運営・イベントG 田井友晶さん)

「クラブのスタッフだけではなく、グランパスファミリーみなさんで一緒になって、より良い試合環境ですとか楽しいイベント実行して、どんどんどんどん仲間を増やしていきたいと思いますので、引き続きみなさんと一緒になって取り組んでいきたい」