坂本農水大臣、コメ品薄で卸売業者らに“円滑な流通”再要請 消費者向けの情報発信を強化

AI要約

坂本農水大臣がコメの品薄に対し、卸売業者に円滑な流通を要請することを明かした。

大手卸売業者は供給を増やしているが、一部で納品が追いつかない状況が続いている。

坂本大臣は消費者向けに情報を発信し、生産量の目安についても慎重な姿勢を示した。

坂本農水大臣、コメ品薄で卸売業者らに“円滑な流通”再要請 消費者向けの情報発信を強化

 一部のスーパーなどで続くコメの品薄について、坂本農水大臣は改めて卸売業者などに対し円滑な流通を要請すると明かしました。

「米の円滑な流通の確保に向けた一層の対応を行うよう、本日改めて要請をいたします」(坂本農水大臣)

 坂本大臣は会見で、「すでに大手の卸売業者からは去年の同じ時期以上の供給が行われている」と話しました。そのうえで、一部でいまだに納品が追いつかない状況が続いていることから、6日改めて卸売業者に要請を通知するとしました。

 消費者に対してはホームページやYouTubeで、小売店での販売状況などの情報や生産地の様子を発信するとしています。

 また、2025年以降、生産者に向けて出している米の生産量の目安を増やすかどうかについては、「端境期において、需要と供給にどのような動きがあったのか、背景や原因などしっかり分析し、次年度以降にきちんと繋げてまいりたい」と慎重な姿勢を示しました。(ANNニュース)