公明党、山口那津男代表が交代へ 後任は石井幹事長を軸に調整

AI要約

公明党は28日に開催する党大会で、山口那津男代表(72)を交代させる方針を固めた。後任には石井啓一幹事長(66)を軸に調整している。山口氏自身も任期終了を公表し、後任人事が注目されている。

山口氏は2009年以来の公明代表として8期目を務めており、党再結成以来の在任期間は最長。後任の石井氏や西田実仁参院会長の起用が有力視されている。

公明党の人事・代表交代は政治の動向に影響を与える可能性があり、今後の党の方向性に注目が集まっている。

公明党、山口那津男代表が交代へ 後任は石井幹事長を軸に調整

 公明党は28日に開催する党大会で、山口那津男代表(72)を交代させる方針を固めた。後任については石井啓一幹事長(66)を軸に調整している。公明代表の交代は2009年以来。複数の党関係者が明らかにした。

 山口氏は6日午後、東京都内で講演し、28日の党大会で2年の代表任期を迎えるとし、「今期で私の任期は終わる。この原則を踏まえたうえで、10日の定例会見で表明したい」と語った。党内や支持団体の創価学会では、新代表に石井氏を、後任幹事長に西田実仁参院会長(62)を据える人事が有力視されている。

 山口氏は、自公政権が野党に転落した09年衆院選で落選した太田昭宏代表(当時)の後継となり、現在8期目。98年に公明が再結成して以来、在任期間は最長となっている。(国吉美香)