窃盗容疑で男3人逮捕 高級住宅中心に8億円被害か 愛知県警

AI要約

愛知県内で120件以上の窃盗事件が発生し、被害額は約8億円に達した。

窃盗容疑で職業不詳の3人が逮捕され、それぞれの容疑は別々の住宅で現金を盗んだものとされている。

被害額が膨大なため、県警が3人のほかにも関与者がいる可能性を調査している。

 岐阜市と名古屋市内の住宅に侵入し、現金を盗んだとして、愛知県警は3日、窃盗容疑などで、職業不詳酒井智哉(40)=名古屋市中村区平池町、職業不詳小縣光彦(37)=同市東区芳野、無職轟木正和(43)=同市守山区幸心=各容疑者を再逮捕した。

 県警は3人の認否を明らかにしていない。

 県警によると、2022年4月以降、県内では高級住宅街を中心に約120件の窃盗被害があり、被害額は約8億円に上る。県警は、3人が関与した疑いがあるとみて調べる。

 酒井、小縣両容疑者の逮捕容疑は今年2月16日未明、岐阜市内の住宅に侵入し、現金20万円を盗んだ疑い。轟木容疑者の逮捕容疑は2月27~28日、名古屋市内の2軒の住宅に侵入し、現金計約39万円と商品券約150枚(16万5000円相当)を盗んだ疑い。