京都大学病院が“糖尿病治験”へ iPS細胞から膵島細胞を作製 「インスリン注射不要」への期待

AI要約

京都大学附属病院が1型糖尿病の患者に健康な人のiPS細胞から膵島細胞を作製し、移植する治験を始める。

治験が成功すれば、患者へのインスリン注射が不要になる可能性がある。

治験は来年に始まり、2030年以降に実用化を目指す。

京都大学病院が“糖尿病治験”へ iPS細胞から膵島細胞を作製 「インスリン注射不要」への期待

膵臓の細胞が正常に働かない1型糖尿病の患者について、京都大学附属病院が健康な人のiPS細胞から膵臓の組織である膵島細胞を作製し、シート状にしたものを患者に移植する治験を始めるということです。

実用化されれば、患者へのインスリン注射が不要になることが期待されます。

早ければ来年に始まり、2030年以降の実用化を目指すということです。