東京おもちゃショー開幕 玩具各社、大人需要に熱視線

AI要約

国内最大級の玩具見本市「東京おもちゃショー2024」が開幕し、少子化の中でもおもちゃ市場が伸びている状況や、キダルトに対応したおもちゃの展示などが注目されている。

バンダイやカワダなどの企業が独自のおもちゃを展示し、特に仮面ライダーの変身ベルト再現やグランドピアノになるブロックなどが話題となっている。

 国内最大級の玩具見本市「東京おもちゃショー2024」が29日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した。会期は4日間で、一般公開は31日と9月1日。少子化の中でもおもちゃ市場は伸びており、販売を支える大人の需要に玩具各社は熱視線を送っている。今回は61回目で、国内外の192社が約3万5千点を出展する。

 各社のブースには、キッズとアダルトを組み合わせた造語「キダルト」に対応したおもちゃが並ぶ。バンダイは、仮面ライダーの変身ベルトを精巧に再現したおもちゃなどを展示する。カワダ(東京)は、組み立てるとグランドピアノになるブロックが目玉で、ピアノ大手の河合楽器製作所が監修した。