有望ソリストに3人選出 来夏、関西フィルと協演へ

AI要約

関西フィルハーモニー管弦楽団が若手演奏家のオーディションを開催し、優秀賞に選ばれた3人が関西フィルとの協演機会を得た。

14~27歳の男女演奏家が選出され、公益財団法人「関西・大阪21世紀協会」と初の共催を実現した。

受賞者には、チェロ、バイオリン、コントラバスを演奏する若手が含まれ、将来性が期待されている。

 クラシック音楽界で活躍する将来有望な若手演奏家を発掘しようと、関西フィルハーモニー管弦楽団などは26日、門真市民文化会館ルミエールホール(大阪府門真市)でオーディションを行った。来年8月の演奏会でソリストとして関西フィルと協演することができる珍しい副賞がある優秀賞に、14~27歳の男女3人が選ばれた。

 公益財団法人「関西・大阪21世紀協会」との共催で行った初の試み。受賞したのは京都府宇治市立中3年でチェロの林成さん(14)、大阪市の私立高2年でバイオリンの大屋響さん(16)、東京芸術大大学院修士課程修了でコントラバスの十河七海さん(27)。