教え子とトラブルか、誘拐などの疑いでスノボスクール経営者らを逮捕

AI要約

岐阜県警がスノーボードスクール経営者と建築士を未成年者誘拐・監禁致傷の疑いで逮捕。被害者は神戸容疑者の元スクール生。

神戸容疑者らは少年を誘拐し、監禁。少年が逃げ出した際にけがを負わせた疑い。

トラブルはスノーボード大会参加のために宿泊していた際に発生。詳細は明らかにされていない。

教え子とトラブルか、誘拐などの疑いでスノボスクール経営者らを逮捕

 岐阜県警郡上署は21日、山梨県笛吹市石和町下平井のスノーボードスクール経営、神戸忠仙容疑者(48)と愛知県春日井市上条町8丁目の自称建築士、上田真優容疑者(28)を未成年者誘拐・逮捕監禁致傷の疑いで逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。

 署によると、神戸、上田両容疑者は3月3日、岐阜県郡上市内で、宿泊していた千葉県の10代の少年を車に乗せて誘拐し、監禁したが、少年が隙を見て逃げ出したため、2人で取り押さえ、少年の首や顔にねんざや擦り傷など3週間のけがを負わせた疑いがある。少年は神戸容疑者の元スクール生、上田容疑者はスクール生だという。

 同夜、少年の母親から「息子が知り合いに呼ばれてトラブルに巻き込まれている様子だ」と110番通報があり、同署が捜査を続けていた。

 少年はスノーボードの大会に参加するため郡上市内に宿泊。神戸容疑者ら2人も同じ大会に参加するため、同市内の別の宿泊施設に泊まっていたという。署はトラブルになった経緯などを明らかにしていない。(嶋田圭一郎)