吸い込むと命の危険も…劇物指定薬品「水酸化バリウム」が道路上に散乱 一部区間が通行止めに 滋賀・甲賀市
滋賀県でトラックに積まれていた水酸化バリウムが道路上に散乱し、命の危険がある状況になった。
けが人は出なかったが、警察が道路一部区間を通行止めにして撤去作業を行うことになった。
水酸化バリウムは劇物指定されており、皮膚に触れると炎症を起こすだけでなく、吸い込むと命の危険がある。
きょう、滋賀県でトラックに積まれていた薬品が道路上に散乱しました。薬品は劇物で、吸い込むと命の危険があるということです。
きょう午前8時すぎ、滋賀県甲賀市の県道上で、10トントラックを運転していた男性から「荷物が崩れて道路上に散乱した」と警察に通報がありました。
警察によりますと、走行中のトラックに積まれていた荷物が崩れ、薬品の「水酸化バリウム」が道路上に散乱したということです。
水酸化バリウムは劇物指定されている粉状の薬品で、皮膚に触れると炎症を起こすほか、吸い込むと命の危険があるということです。
けが人はおらず、警察は道路の一部区間を通行止めにし、専門業者を呼ぶなどして撤去作業を行うということです。