【元同僚殺害事件】別の男性にインターホン押させ被害女性呼び出したか 警察は容疑者の犯行の計画性を視野に捜査

AI要約

2024年7月、熊本市北区で女性の遺体が車の中から見つかり元同僚の男が逮捕・送検された事件の続報。

被害者の自宅を訪れた際に業者を装った男性にインターホンを押させ、女性を呼び出していたことが新たに明らかに。

犯行は計画的だった可能性があり、公安が捜査を進めている。

【元同僚殺害事件】別の男性にインターホン押させ被害女性呼び出したか 警察は容疑者の犯行の計画性を視野に捜査

2024年7月に熊本市北区の資材置き場で、車の中から女性の遺体が見つかり、元同僚の男が女性を殺害した疑いで逮捕・送検された事件の続報だ。事件当日、男が被害者の自宅を訪れた際に、業者を装った別の男性にインターホンを押させ、女性を呼び出していたことが新たに分かった。

この事件は7月2日、熊本市北区植木町にある資材置き場に止めてあった軽自動車の後部座席から、山鹿市のアルバイト・河邉聡美さん(58)が遺体で見つかったものだ。

警察は遺体発見の前日に、山鹿市で河邉さんの首を絞めて殺害した疑いで、元同僚の山鹿市下吉田に住む小売業・園村圭司容疑者(51)を逮捕・送検している。園村容疑者は「殺すつもりはなかった」と容疑を否認している。

警察によると、園村容疑者が被害者の自宅を訪れた際に、業者を装った別の男性にインターホンを押させ、被害者を呼び出していたということだ。

この男性はその後すぐに現場から車で立ち去っていて、園村容疑者の犯行は知らなかったとみられている。

このほか、被害者の自宅玄関で園村容疑者がインターネットで購入した催涙スプレーを使用した形跡があることなどから、警察は犯行に計画性があったとみて捜査を進めている。

(テレビ熊本)