シャツ、庁舎、PC…「牛柄」で牛乳アピール 栃木県民消費拡大月間

AI要約

栃木県では8月を「栃木県民牛乳消費拡大月間」と位置付け、県産牛乳・乳製品の消費拡大を図る取り組みが行われている。

県内で生乳生産量が全国2位であることから、牛乳の消費量が減少する時期に、理解を深めるための企画が展開されている。

職員がホルスタイン柄のシャツを着用し、窓ガラスに乳牛の顔を描いたり、謎解きクイズを開催したりして、県産牛乳の魅力をアピールしている。

シャツ、庁舎、PC…「牛柄」で牛乳アピール 栃木県民消費拡大月間

 消費拡大にモウ進──。栃木県は8月を「栃木県民牛乳消費拡大月間」に位置付け、県産の牛乳・乳製品の消費拡大を盛り上げる。その旗振り役となる県畜産振興課では、8月の毎週金曜日に約30人の職員がホルスタイン柄のシャツを着用して勤務。パソコンも同じ柄のシールで装飾し、「牛乳を飲もう」と各所でアピールする。

 栃木県は生乳生産量が北海道に次いで全国2位。牛乳の消費量が減少するこの時期に、酪農・牛乳への理解を深めてもらおうと企画した。庁舎の窓ガラスを使って巨大な乳牛の顔を描いたり、酪農や牛乳に関する謎解きクイズの展示をしたりして盛り上げる。

 「パック・トゥ・ザ・マウンテン」と題した企画では、職員が1カ月間に飲んだ牛乳パックを数え、積み上げた高さが男体山(標高2486メートル)に届くよう挑戦する。同課の阿久津和弘さん(52)は「県産牛乳をいつもよりモー一杯飲んで酪農家を応援してほしい」と話す。