怪談Barで熱帯夜を背筋から涼しく!怪談師直伝“怪談話3つのテクニック”【ひるおび】

AI要約

日本の厳しい熱帯夜を涼しく過ごすために訪れた怪談ライブBarでの体験記。

店内の恐怖演出や怪談ライブを楽しんだ後、怪談師とお酒を楽しむことができる。

怪談話の一つを紹介し、幽霊との不気味なエピソードが展開される。

怪談Barで熱帯夜を背筋から涼しく!怪談師直伝“怪談話3つのテクニック”【ひるおび】

連日の猛暑で厳しい熱帯夜が続く日本の夏。そんな寝苦しい夜にやってきたのはプロによる怪談話で背筋から涼むことのできる「怪談ライブBarスリラーナイト 歌舞伎町店」

一体どんなお店なのか、店名通りの戦慄の一夜を体験してきました…

■怪談話で暑い夏の夜を涼ませてくれる”怪談ライブBar”が東京・歌舞伎町に…

お店があるのは東京の歌舞伎町の雑居ビルの3階。外観は隠れ家的なバーのような雰囲気。それほど人々を恐怖させるような印象はありませんが、扉を開いてみると...

店内はお化け屋敷顔負け!骸骨や今にも動き出しそうな血みどろの人形がいたるところに..

一息つこうと入ったトイレにまで、リアルすぎる女の幽霊がつり下がっています。

約15分の怪談ライブがセットになった60分の飲み放題(4480円)が基本のサービス。

ビールからカクテル、ソフトドリンクまでメニューも豊富です。

ライブが終われば、なんと怪談師とお酒を飲むことも!

隅々まで恐怖が散りばめられた店内を、飲み物を片手に時折おののきながらも楽しんでいると…

「ブーー」

突然不気味なブザーが店内に鳴り響きました。照明が一層暗くなり、不穏なBGMが流れ始め、緊張感の漂う雰囲気に一変。いよいよ怪談ライブの時間です。

■戦慄の怪談ライブがいよいよスタート

怪談師

「お待たせいたしました。怪談ライブのお時間です。どうか最後まで、お付き合いください。」

学生服を身にまとった怪談師がミステリアスなライトの照らすステージに現れました。

すっかり雰囲気に呑まれ"最後まで"という言葉一つに意図を深読みしてしまいます。

怪談師

「青森のコールセンターに勤める女性から聞いた話なんですが、彼女の職場に田中さんという年上の男性がいたんですね。真面目でお仕事を一生懸命頑張る方なんですが、ある日、いつになっても田中さんが出勤してこない。

そのまま数日が経ち警察から連絡があって、青森の海沿いで田中さんの車が見つかったと。ただ車内に彼の姿はなかったんです。

さらに数日後、田中さんは遺体となって沿岸で発見されました。

その日から彼女は毎日仕事が終わると、土砂降りの日だろうが大雪の日だろうが、1日も欠かさず海に行って、線香1本とタバコ1本供える。これを毎日続けたんです。

その日も仕事が終わって海に行きまして、線香供えようと思って線香の箱をパカッと開けたとき…残り1本しかない。今日が最後の1本だって思ったとき、突然背後から肩をトントンと叩かれる。

振り返ると、全く見知らぬ中年男性が立っていて、『お姉さん…大丈夫?』と声をかけられ何のことかと尋ねると、

『いやお姉さんね…自分で気づいてるかわかんないけどもう2時間ここにこうして立ってるんだよ』」