台風7号が接近、荷物の集荷・配達休止相次ぐ 17日も広範囲で遅れ

AI要約

台風7号の影響により、千葉県や茨城県で荷物の集荷や配達が中止される可能性がある。

ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便が16日に業務停止を行い、17日も配達が遅れる可能性がある。

高速道路の通行規制や貨物列車の遅れが広い範囲に影響を及ぼしており、各地域で遅延が予想されている。

台風7号が接近、荷物の集荷・配達休止相次ぐ 17日も広範囲で遅れ

 台風7号の接近に伴い、千葉県や茨城県などで16日、荷物の集荷や配達をとりやめる影響が出ている。17日にかけても東日本の広い地域で荷物の配達が遅れる可能性がある。

 ヤマト運輸は16日正午から千葉県、茨城県の一部で集荷・配達を停止し、午後1時からは直営の営業所の業務も取りやめている。このほか栃木県全域や埼玉県、福島県の一部でも業務を停止する時間帯がある。高速道路の通行規制や貨物列車の遅れなどが広い範囲で生じることが予想されることから、17日にかけて北海道、東北、関東甲信越、東海、沖縄の各地域を発着する荷物の配達が遅れる可能性があるという。

 佐川急便も16日は千葉県と茨城県の一部で、集荷・配達業務を終日中止。北海道でも全域で配達が遅れる可能性があるとしている。17日の配達にどの程度影響がでるかは未定だとしている。

 日本郵便は16日、千葉県全域と伊豆諸島、小笠原諸島の郵便局で集荷・配達業務を終日休止した。17日にかけても北海道、東北、関東、信越、東海などの各地域を発着する郵便物やゆうパックの一部で、配達に遅れが生じる見込みだという。(中村建太、渡辺洋介)