六甲山で登山中の女性が遭難か 警察など捜索するも行方分からず

AI要約

神戸市の六甲山で入山した75歳の女性が行方不明になり、捜索が続いている。11日に山に入山し、家族との連絡が途絶えている。

捜索が行われている地域や女性の特徴が明らかにされており、電話で一度連絡がつながったもののその後再び連絡が取れなくなった状況が続いている。

女性は白髪の短髪で赤色のリュックサックを背負い、黒い運動靴を履いている。捜索は継続中で、目撃情報などを求めている。

六甲山で登山中の女性が遭難か 警察など捜索するも行方分からず

 神戸市の六甲山(標高931メートル)で、11日に入山した女性と連絡が取れなくなっており、警察や消防が捜索にあたっている。14日も発見に至らず、15日も捜索を続けるという。

 兵庫県警灘署によると、行方が分かっていないのは同市須磨区の細川喜代子さん(75)で、11日午前7時半ごろに自宅を出て、山頂付近にある穂高湖周辺で開催されるイベントに参加するため、JR新神戸駅近くから入山したとみられる。

 入山後、細川さんが家族と複数回にわたり携帯電話でやり取りしていたことが分かっている。だが、11日午後7時半ごろ、家族から「母親が六甲山で迷子になっているようだ」と110番通報があり、県警と消防が同8時ごろから捜索を始めた。

 12日午前1時ごろ、消防との電話がつながったというが電波の状況が悪かったためか会話はできなかった。その後、電話がつながらなくなったという。

 細川さんは身長152センチ、中肉、白髪の短髪で、赤色のリュックサックを背負い、黒い運動靴を履いているという。(原野百々恵)