「SNSで規制してほしいことは?」で出てきた秀逸な回答・ベスト3
大喜利ブームが続く中、『大喜利の考え方』から大喜利の思考法を紹介。お題から素材を連想し、加工するステップが重要。
記事では「SNSで規制してほしいことは?」というお題に対する大喜利の回答例を提示。投稿が見つからない状況やプロフィールに重要事項が書かれているパターンなどを紹介。
大喜利では面白い回答を考える前に素材を数出すことが重要。素材を適切に加工することでユニークな回答が生まれる。
「SNSで規制してほしいことは?」で出てきた秀逸な回答とは?
いまや空前の「大喜利ブーム」。大喜利のように「斜め上の発想を出す」というスキルは、「面接での一言」「LINEでのうまい返し」「新企画のアイデア」などに使える“万能スキル”でもある。そんな大喜利について、世界で初めて思考法をまとめた話題の著書『大喜利の考え方』では、「どうすれば面白い発想が出てくるのか」「どんな角度で物事を見ればいいのか」などを超わかりやすく伝えてくれている。まさに「面白い人の頭の中」が丸わかり。そこで、この記事では、本書より一部を抜粋・編集し、大喜利的な思考法を詳しく解説する。(構成/ダイヤモンド社・種岡 健)
● さあ「大喜利」に取り組もう
みなさんにぜひ「大喜利」に取り組んでほしい。
そうはいっても、どうやって大喜利に取り組めばいいのか、わかりませんよね。
ここで、1つの補助線を引きましょう。
それが、「お題 → 素材 → 加工」というステップです。
まずは、「お題から連想する素材」をどんどん出すことです。
<お題>
「SNSで規制してほしいことは?」選手権
というお題を元にしましょう。
日頃からスマホを使っていて、イライラ・モヤモヤすることがあるでしょう。
それを思い出しましょう。
それらが大喜利の「素材」になります。
<回答>
・「なんだ? この投稿! 気になるな!」って見てたらタイムラインが更新されてさっきの投稿が見つからない
・タメになる投稿をして、「一番大事なことはプロフィールに書いてます」のパターン
・長文を読ませたのに結論は「note」に誘導
いかがでしょうか。
特に、「一番大事なことはプロフィールに」というのは、絶妙に全員が思っていることでしょう。
こうやって啓蒙することで、根絶させたいですね。
大喜利で大事なのは、いきなり面白いことを考えることではなく、とにかく素材の「数を出す」ということです。
その素材を上の例のように「加工」することで、回答に出すことができます。
上の3つだと、1つ目の「投稿が見つからない」が切なく伝えていていいですよね。
こういうテクニックには、いくつかパターンがあるので、ぜひ身につけてみましょう。
(本稿は、『大喜利の考え方』から一部抜粋した内容です。)