未来のメダリストも? 警察署等の道場で稽古する小中学生の柔剣道大会開催

AI要約

日本武道館で警察署の小中学生柔道剣道大会が開催されました。

参加者は警察署や機動隊の道場に通う1922人の小中学生で、現役警察官から指導を受けています。

大会では礼の心を大切にすることが強調され、選手たちは熱い試合を繰り広げました。

未来のメダリストも? 警察署等の道場で稽古する小中学生の柔剣道大会開催

パリオリンピック柔道で続々とメダリストが出る中、日本武道館では29日、警察署などの道場に通う小中学生の柔道剣道大会が開かれ、日頃の練習の成果を発揮しました。

パリオリンピックで柔道日本代表の選手がメダルを獲得するなど盛り上がりを見せる中、東京・千代田区にある日本武道館では警視庁による東京少年柔道・剣道錬成大会が開かれました。

参加したのは小・中学生の男女1922人。警察署にある道場などで、現役の警察官に指導を受けながら稽古に励んでいて、29日は島しょ部を含む都内の警察署99署と機動隊4隊の道場から集まりました。

試合の前には、2024年7月にイタリアで行われた剣道世界大会で優勝した警視庁の星子啓太選手など現役の選手らが相手となり練習を行い、われ先に稽古をつけてもらおうと選手のもとへ駆け出す姿もありました。

大会に際し、緒方警視総監は「武道では礼の心をもって試合に臨むことは、勝敗よりも大切なことともされております。これからも稽古を続けて体を鍛えるとともに、礼の心を養い、心身共に強くたくましく成長して、それぞれの夢や希望をかなえてください」と激励しました。