山形県に『線状降水帯』発生 「顕著な大雨に関する気象情報」

AI要約

山形県では、大雨による土砂災害や洪水の危険が高まり、気象庁が警戒情報を発表。

大雨特別警報が出され、避難指示が出た場合は速やかに安全な場所へ避難する必要がある。

周囲の状況を確認し、避難が難しい場合は身の安全を確保する行動が大切。

山形県に『線状降水帯』発生 「顕著な大雨に関する気象情報」

 山形県では、前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでおり、線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いている。命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっているとして、気象庁は、「顕著な大雨に関する気象情報」を発表した。この情報は警戒レベル相当情報を補足する情報で、警戒レベル4相当以上の状況で発表される。

 山形県ではきょう25日(木)午後1時6分に、山形県庄内北部に「大雨特別警報」が発表され、25日(木)午後8時10分に、山形県庄内に発表していた大雨特別警報は大雨警報に切り替わっている。引き続き河川の増水や氾濫に最大級の警戒が必要となる。

 大雨の警戒レベル4の避難指示が出た場合は、速やかに安全な場所へ避難し、また避難情報が出てなくても崖や川の近くや危ない場所には近づかないなど、安全を最優先に行動する必要がある。地元市町村の避難情報に従い、少しでも安全な場所への速やかな避難が重要だ。周りの状況を確認し、避難場所への避難が危険な場合は、少しでも崖や沢から離れた建物や浸水しにくい高い場所に移動するなど、身の安全を確保をするようにしたい。