脱税で「ねこクラゲ」被告に有罪 漫画家、福岡地裁

AI要約

漫画家池田恵理香被告が所得税約4700万円を脱税したとして、懲役10月、執行猶予3年、罰金1100万円の判決を受けた。

池田恵理香被告は起訴内容を認め、納付を後で行うつもりだったと述べた。

起訴状によると、池田恵理香被告は過去3年間で約2億6千万円の所得を確定申告せず、所得税約4700万円を免れたとされている。

 確定申告せず所得税約4700万円を脱税したとして、所得税法違反罪に問われた漫画家池田恵理香被告(36)に福岡地裁(武田夕子裁判官)は24日、懲役10月、執行猶予3年、罰金1100万円(求刑懲役10月、罰金1400万円)の判決を言い渡した。「ねこクラゲ」のペンネームで、人気小説「薬屋のひとりごと」の漫画版で作画を担当している。

 5月31日の初公判では起訴内容を認めた上で「後でまとめて払うつもりだった」と述べた。

 起訴状によると、2021年までの3年間に、漫画家として得た約2億6千万円の所得を期限までに確定申告せず、所得税約4700万円の納付を免れたとしている。