まるで「植物園」…倉庫から大量の“栽培大麻” ベトナム人男女6人逮捕 約2000本、末端価格"5億円相当”押収 茨城・古河市

AI要約

茨城・古河市の倉庫で6人のベトナム人男女が大麻草約1500本を栽培していた疑いで逮捕される。

倉庫内には温度管理のための設備が整っていた。

警察は密売目的であるとみて捜査を進めている。

まるで「植物園」…倉庫から大量の“栽培大麻” ベトナム人男女6人逮捕 約2000本、末端価格

茨城・古河市の倉庫で4月、ベトナム人の男女6人が大麻草約1500本を栽培していた疑いで逮捕された。

倉庫内部には、温度管理のための設備も整っていた。

これまでに押収された大麻草は約2000本で、末端価格は5億円相当にのぼるという。

茨城・古河市の倉庫でカメラがとらえたのは、まるで植物園のように、あたり一面にびっしりと敷き詰められた鉢植えだ。

育てられていたのは大麻で、放射状に広がる葉が特徴的だ。

現場は、普通の倉庫に見えるが、その中で大麻栽培を行っていたという。

2024年4月、大麻草約1500本を販売目的で栽培した疑いで、ディン・チュン・フォン容疑者(32)らベトナム人男女6人が逮捕された。

倉庫内は、外から見えないようにシートで覆われ、たくさんの照明器具がつり下げられている。

そして壁には、温度管理をするためとみられる扇風機も設置されていた。

一見、何の変哲もなく見える倉庫は、以前ネギの出荷場だったという。

近所の人は、「ちょっと不良っぽい子たち、女の子も含めて出入りしていたので、自動車店でもやっているのかなと思った」と話している。

近くに住む人でさえ、大麻が栽培されていることにまったく気づかなかったという。

警察によると、大麻の栽培が発覚した理由は、2023年5月に埼玉県内の倉庫で火災が発生した際、中で大麻が栽培されていたことが分かり、その後の捜査で、千葉県や茨城県などの別の倉庫からも大麻の“栽培プラント”が発見されたという。

これまでに押収された大麻草は約2000本、その末端価格は5億円相当にものぼるという。

警察は、密売目的とみて捜査を進めている。

(「イット!」 7月17日放送より)