長崎県五島で「線状降水帯」が発生 災害の危険度が急激に高まる…気象庁

AI要約

長崎県五島で活発な梅雨前線の影響による激しい雨が続いており、気象庁は災害の危険度が急激に高まっていると警戒。緊急の情報が出されている。

九州北部地方では、梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込み、発達した雨雲がかかり続けている状況であり、雨の量がさらに増えるおそれがある。

山口、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分でも線状降水帯が発生し、雨量が増える可能性があり、土砂災害や浸水、川の増水に厳重な警戒が必要。

活発な梅雨前線の影響で、長崎県五島では、活発な雨雲が連なる「線状降水帯」が発生し、非常に激しい雨が降り続いています。気象庁は、災害の危険度が急激に高まっているとして、緊急の情報を出し、厳重な警戒を呼びかけています。

今後の雨雲の予想です。九州北部地方は、対馬海峡付近に停滞する梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、次々と、発達した雨雲がかかり続けています。

すでに線状降水帯が発生した長崎県五島に加えて、山口、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分では、午後にかけてさらに線状降水帯が発生し、災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。

15日朝までに予想される雨の量は、佐賀で250ミリ、福岡、長崎、大分で200ミリ、山口、熊本で180ミリとなっています。線状降水帯が発生した場合、さらに雨量が増えるおそれがあり、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要です。