豪華客船「ディズニークルーズ」事前情報漏れず非公開徹底 会見には船長姿のミッキー&ミニー

AI要約

オリエンタルランドが、新事業として国内の港を巡る豪華客船「ディズニークルーズ」を発表。

記者会見は事前告知がなく、会見内容が非公開となっていた。

登壇者や会場の情報も極秘にされ、情報統制が厳重に行われていた。

 東京ディズニーランド(TDL)と東京ディズニーシー(TDS)などを運営するオリエンタルランドが9日、千葉・浦安市内で記者会見を開いた。豪華客船「ディズニークルーズ」で国内の港を2~4泊で巡る船旅を新事業として発表したが、会見前に情報は非公開が徹底された。

 報道各社への会見実施の事前告知は一切なく、9日午前9時に「新規事業に関する記者発表会」と会見内容を伏せて、場所と時間だけのメールが流された。

 午後2時15分に会見場が開場され、配布された資料はタイムテーブルを明記した式次第と登壇者の配列のみ。登壇者も5人とあるものの、高野由美子会長(68)と吉田謙次社長(63)の出席だけが明らかになっていた。

 受付で配布された資料には「登壇者名と正式な肩書きは後ほど資料を配付します」と書かれているだけ。会場には座席は1つもなく、資料には「立ち位置」とだけ書かれていた。

 キャラクターも2体が配置されていたが、具体的な表記は何もなかった。登場したのは船長服を着込んだミッキーマウスとミニーマウスだった。

 広報担当者も開場前は「これ以上はしゃべれません」と完全に情報統制がされていて、会見が午後3時に始まるまで、会見の内容はもらされることが一切なかった。