新潟県庁舎を黄金色にライトアップ 「佐渡金山」の世界遺産登録へ機運醸成

AI要約

国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会が新潟県の「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録の可否を審議するため、新潟県議で構成する世界遺産登録推進議連の会合が開かれた。

審議の結果に関わらず、県庁舎を黄金色にライトアップするイベントが計画されており、県内各所での実施が予定されている。

また、審議当日には新潟市、佐渡市、東京・上野にパブリックビューイングの会場を設け、遺産委の審議中継を日本語に翻訳して観覧する予定となっている。

新潟県庁舎を黄金色にライトアップ 「佐渡金山」の世界遺産登録へ機運醸成

「佐渡島の金山」(新潟県)の世界文化遺産登録の可否を審議する国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会が21日からインドで始まるのを前に、全新潟県議(53人)で構成する世界遺産登録推進議連の会合が9日、新潟市内で開かれた。会合では、県庁舎を黄金色にライトアップし、機運を盛り上げることなどが県から報告された。

ライトアップは、遺産委の審議結果にかかわらず、26日から8月16日まで実施する。県庁舎や、サッカーJ1・アルビレックス新潟の本拠地「デンカビッグスワンスタジアム」(新潟市)で行われるほか、県内の各自治体や企業などにも協力を要請している。

また、佐渡金山の審議当日には、新潟市、佐渡市、東京・上野にパブリックビューイングの会場を設け、審議中継を見守る。会場では審議開始前、遺産委の概要や審議の進行について解説。審議自体は英語で行われるため、新潟市の会場に同時通訳者を置いて日本語に訳し、その映像を他の2会場に配信する予定だ。