阪急、有料指定席で京都へ 21日から、混雑避け通勤

AI要約

阪急電鉄は有料座席指定サービス「PRiVACE」を導入する。3列シートで個室のような上質感を提供し、500円で予約可能。訪日客や通勤客向けにデザインされている。

専用車両には40席あり、リクライニングやコンセント、読書灯などの設備が充実。最大約50分の乗車時間で作業や休息が可能。

特急系列車で運行され、将来的には本数を増やす予定。2025年ごろには4~6本に拡大する見込み。

 阪急電鉄は8日、京都線(大阪梅田―京都河原町間)で21日から導入する有料座席指定サービス「PRiVACE(プライベース)」の報道向け試乗会を開いた。幅や足元を広げた3列シートで、座席間には仕切り板を付け個室のような上質感を売りにする。普通運賃とは別に500円で専用サイトから予約でき、訪日客や混雑を避けたい通勤客の需要を取り込む。

 大阪方面から4両目の専用車両に40席。座面が連動するリクライニングやコンセント、読書灯を備え、最大約50分の乗車時間で作業や休息ができるようにする。

 3種類の特急系列車で、1時間に2~3本運行。2025年ごろには4~6本に拡大する。