なぜ宮内庁公式インスタで佳子さまが《仲間外れ》にされているのか…?紀子さまが情報開示に消極的になる「複雑な理由」

AI要約

宮内庁の公式インスタグラムが好評で、天皇ご一家のプライベートな姿が共感を呼んでいる。

宮内庁がSNSの運用を解禁したのは、皇室への関心低下と報道の是正を目指す危機感から。

眞子さんの結婚騒動を機に、宮内庁が正確な情報発信と誹謗中傷の防止に力を入れている。

なぜ宮内庁公式インスタで佳子さまが《仲間外れ》にされているのか…?紀子さまが情報開示に消極的になる「複雑な理由」

運用開始から3ヵ月。宮内庁の公式インスタグラムが好評だ。6月上旬には天皇ご一家が栃木県の御料牧場で静養された際のご様子がアップされたが、プライベート感あふれる写真は共感を呼び、地中に埋まったタケノコを掘り出そうと踏ん張る愛子さまのお姿には67万以上の「いいね!」が寄せられている。

4月1日の運用開始時、宮内庁の黒田武一郎次長が「若年層を含む幅広い層の多くの方に、皇室に関する発信をご覧いただきたい」と語ったように、宮内庁が長年見合わせてきたSNSの運用を解禁した背景にあるのは、皇室への関心の低さに対する危機感だ。

加えて、宮内庁自らが積極的に情報発信をすることにより、皇室に関する報道を是正したいという狙いもあったという。

「宮内庁によるSNSの運用には眞子さんの結婚をめぐる大騒動が大きく関係しています。世間を騒がせた小室圭さんの結婚に関する一連の報道の中には、事実無根の内容もありました。その結果、眞子さんへの批判や誹謗中傷が飛び交い、眞子さんは複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症されてしまった。宮内庁はこれを苦い教訓とし、こちらから正しい情報を発信しますよ、と方針を変えました」(皇室担当記者)

誤った情報に端を発する眞子さんへの誹謗中傷に誰よりも心を痛めたのが秋篠宮ご夫妻だ。秋篠宮さまは2021年のお誕生日の会見で正しい情報発信のあり方、反論する場合の基準作りについて言及され、それがきっかけとなって広報室が発足した経緯がある。

しかしながら、ふたを開けてみると、投稿されているのは天皇皇后、愛子さまのお写真ばかり。春の園遊会を紹介する投稿を除くと、秋篠宮家ご一家のお写真はないという状態だ。こうした現状に対し、「若年層へのアピールであれば、愛子さま同様、その世代である佳子さまの情報も掲載すべきではないか」という声が出ている。

「眞子さんの結婚をめぐる一連の騒動で秋篠宮家の評判は地に墜ちてしまいました。秋篠宮家は何とか挽回しようとしていますが、世間からの風当たりは厳しいまま。唯一、佳子さまの存在だけが明るい話題であり、精力的に公務に励んでおられます」(同前)