沖縄県内でまた米兵逮捕…独立記念日に酒に酔い、面識ない店員女性の胸を触った疑い

AI要約

沖縄県警が米海兵隊員を逮捕、県内での性暴力事件が懸念される状況

22歳の海兵隊員が20代の女性を卑わいな行為で逮捕される

米軍関係者による事件が相次いでおり、地域社会との協力が求められている

 沖縄県警那覇署は4日、同県浦添市の米軍牧港補給地区(キャンプ・キンザー)所属の米海兵隊1等兵(22)を、県迷惑行為防止条例違反(卑わいな行為の禁止)の疑いで現行犯逮捕した。容疑を否認しているという。

 発表によると、4日午前8時半頃、那覇市内のテナントビルの階段で、沖縄本島中部に住む店員女性(20歳代)の胸を服の上から触った疑い。2人に面識はなく、女性が110番して駆けつけた署員が逮捕した。

 容疑者は当時、酒を飲んで酔っていたという。この日は米独立記念日だった。

 県内では、米軍人・軍属による性暴力事件が次々と明らかになり、綱紀粛正と再発防止を求める動きが日増しに強まっている。米国防総省報道官は2日の記者会見で、相次ぐ事件に遺憾の意を表明し、「我々は地域社会と緊密に協力し、懸念に対処している」と述べていた。こうした中で新たな事件が発生し、反発が強まる可能性がある。