伊東純也の代理人弁護士が明かす「性加害騒動の裏側」…!「女性の書類送検」に時間がかかった「驚きの理由」

AI要約

伊東選手が書類送検された経緯や手続きについて

伊東選手は女性側の虚偽告訴に対抗し、損害賠償求め逆告訴を行った

捜査の結果、事情確認や背景事情調査を中心に行われていた

伊東純也の代理人弁護士が明かす「性加害騒動の裏側」…!「女性の書類送検」に時間がかかった「驚きの理由」

書類送検の第一報を聞いた時、伊東純也選手(31歳)は冷静にこう答えたという。

「了解です」

伊東選手が準強制性交等致傷の疑いで女性から刑事告訴されたと報じられたのは、1月31日。それから約半年を経て、手続きは最後の節目を迎えた。

「書類送検」というとその言葉の響きに驚く人もいるが、これは刑事告訴があった以上、必ず行われる手続きだ。刑事訴訟法では告訴を受けた警察は「速やかにこれに関する書類及び証拠物を検察官に送付しなければならない」と決められていて、告訴の内容が正しいか間違っているかに関係なく、全ての事件を「書類送検」する決まりになっている。

その上で、事件書類を受け取った検察官が事件を起訴するかどうか判断する。「書類送検」は容疑が深まったとか刑事処分が近づいたという意味では全くなく「起訴か不起訴かを決める最終段階に入った」ことを意味している。

「伊東選手は近く不起訴になるはずだと、我々は確信しています」

こう語るのは、伊東選手の代理人加藤博太郎弁護士だ。その理由として、これまでの捜査のいきさつを挙げた。

「実は伊東選手自身への事実確認はずいぶん前に終わっていたんです。そこから先は、主に女性側の背景を調べていたようです」

この事件は異例の展開をたどった。伊東選手は女性側による刑事告訴の報道を受けて、その3日後に行われたサッカー・アジアカップ準々決勝で日本代表を離脱し、日本はイランに敗退。またスポンサー契約が次々停止になるなど大きな影響を受けた。

これに対して伊東選手側は、女性側を相手取り2億円超の損害賠償を求めて提訴。さらにウソの刑事告訴をしたとして女性らを虚偽告訴の疑いで警察に逆告訴し、今回女性側も書類送検された。

そして関係者によると、一連の捜査では伊東選手からの事情の聞き取りは初期にわずかに行われただけで、捜査の後半は女性側の告訴が「虚偽」だったのかどうかなどについて、告訴の経緯や背景事情を確認する作業が中心になっていたという。

「今回の書類送検はもう少し早く行われる予定だったそうですが、女性らのSNS上のやり取りや、女性に代わって伊東選手に『示談金』を求めてきた人物など女性周辺の人間関係について慎重に確認していて、7月にずれ込んだようです」(関係者)

この事件では、これまでに様々な「新証拠」も浮上していた。

「知人女性の性被害を目撃し、自分も性被害にあった」として伊東選手を告訴した女性の声とされる録音では、女性は事件当時は寝ていて何かあったとしてもわからなかったと語り、さらに知人女性がこれまでに「伊東選手とやっちゃってるみたいなこと」を言ったことがあったのか聞かれると、こう即答していた。

「ああ、言ってないです。言ってないです」

また事件直前に、女性側の芸能事務所が伊東選手のマネージャーの勤務先から契約を打ち切られていたという背景も浮かび上がった。警察はこうした証拠や事情をすでにつかんでいるという。