【気象予報士解説】猛暑日続出も…梅雨は明けていない? 7日までは“梅雨の中休み”

AI要約

梅雨がまだ明けておらず、暑さは一時的なものであることが気象予報士によって説明されました。

太平洋高気圧の影響で暑さが続くが、来週には梅雨前線が南下し、梅雨空が戻ってくる予想です。

梅雨中休みが終わる7日まで、猛暑に注意が必要であり、その後は比較的涼しい気温になる予報です。

【気象予報士解説】猛暑日続出も…梅雨は明けていない? 7日までは“梅雨の中休み”

 4日は猛烈な暑さでしたが、梅雨が明けるということなのでしょうか?気象予報士の今村涼子さんに話を聞きました。

 梅雨は明けません。一時的に真夏のかたちになっている状況です。それがどういう状況かというと、暑さのカギを握る太平洋高気圧が今、強まってきています。

 4日は西日本から関東までを広く覆っています。そういう状態が5日から7日ごろまで続きそうです。ですので、4日から7日にかけてが、いわば“梅雨の中休み”ということで、これだけ暑くなっています。

 仮に、高気圧が強い状況がこのまま続けば梅雨明けとなりますが…。

 来週の太平洋高気圧の動向がどうなるか見ていきます。

 来週は次第に太平洋高気圧が弱まる傾向が見えてきています。南海上にどんどん下がって、陸地にだんだんかからなくなってくる状況になってきています。

 こうなると、北上していた梅雨前線も南に下がってきて、また西日本・東日本に影響して梅雨空も戻ってくる予想になっています。

 11日には、本州にまた梅雨前線がかかる予報です。最高気温を見ると、猛暑日のところはなさそうで、だいたい30℃前後ですからこの時期らしい気温に戻ってきます。

 今回は、7日までが梅雨の中休み。この夏の1回目の暑さのピークがきているという状況です。

 7日までは猛烈な暑さに警戒してください。

(スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2024年7月4日放送)