空自機が洋上に模擬弾落下 四国沖、人的被害なし

AI要約

航空自衛隊新田原基地(宮崎県新富町)で訓練中の航空機F15Jが模擬弾の一部を誤って洋上に落下させた。

落下した弾頭は火薬類を含まず、21.6キロのアルミニウムとステンレス製で回収されていない。

幸い人的被害は確認されていないが、誤落事件の原因や今後の対応が注目される。

 航空自衛隊新田原基地(宮崎県新富町)は3日、四国沖訓練空域で模擬戦闘中だった航空機F15Jが同日午前10時5分ごろ、訓練で使用する模擬弾の一部を誤って洋上に落下させたと発表した。火薬類の搭載はなく、人的被害も確認されていない。

 新田原基地によると、大きさは縦約76.6センチ、横約57センチ。重さは約21.6キロで、アルミニウムとステンレス製。回収には至っていないという。