全裸で土下座させ撮影か 21歳を殺人罪などで起訴 17歳の橋転落死
AI要約
北海道留萌市で17歳の女子高校生が橋から川に転落させられ殺害された事件で、21歳の無職の内田容疑者と19歳の無職女性が逮捕された。内田容疑者は殺人と性的暴行致死の罪で起訴され、女性は殺人、性的暴行致死、監禁の疑いで家裁に送致された。
捜査によると、事件の背景は高校生がSNSで内田容疑者の画像を無断転載したことにあるとされる。2人は高校生と面識がなかった。暴行や悪口を浴びせた後、高校生を謝罪させる様子も撮影し、最終的に川に投げ込んで殺害した。
内田容疑者と無職女性は共謀して犯行を行ったとされ、地検は処分理由や2人の認否について詳細を明らかにしていない。事件の凄惨さに地域住民や関係者から衝撃と悲しみの声が広がっている。
北海道留萌（るもい）市の女子高校生（17）を橋から川に転落させ殺害したとして女性2人が逮捕された事件で、旭川地検は3日、無職の内田梨瑚（りこ）容疑者（21）を殺人と不同意わいせつ致死の罪で起訴した。また殺人、不同意わいせつ致死、監禁の疑いで無職女性（19）を旭川家裁に送致した。女性は刑事処分が相当として検察官送致（逆送）されるとみられる。地検は処分理由や2人の認否を明らかにしていない。
地検によると、内田被告は無職女性と共謀し、4月19日午前3時半ごろから同50分ごろまでの間に旭川市の神居（かむい）大橋付近で高校生を全裸にさせ、土下座させる様子を携帯電話で撮影した上で、腰を蹴るなど暴行。橋の欄干に座らせて謝罪させる様子も撮影し、「落ちろ」「死ねや」などと言って石狩川に転落させ殺害したとしている。
捜査関係者によると、事件の発端は4月、高校生が内田被告の画像をSNS（ネット交流サービス）へ無断転載したことで、2人に面識はなかったとみられる。【横田信行】
