愛媛大が心臓移植施設に 四国で初、近く稼働へ

AI要約

脳死した人から提供された心臓の移植施設に、新たに愛媛大が加わることが分かった。

全国で計12施設となる心臓移植施設に四国初の加入が決定した。

愛媛大は準備が整い次第、移植施設として稼働を始める予定。

 脳死した人から提供された心臓の移植を行う施設に、新たに愛媛大が加わることが28日、日本臓器移植ネットワークへの取材で分かった。心臓移植施設は全国で計12施設となり、四国では初。

 移植ネットによると、移植施設になるには、日本医学会の移植関係学会合同委員会での選定を経て、移植ネットが登録する必要がある。移植ネットは3月21日付で登録した。愛媛大は現在、移植のためのシステムの導入や、書類提出などの手続きを進めており、準備が整い次第、稼働を始めるという。

 心臓移植施設は、最近では2020年に国立成育医療研究センターが登録された。