建築家の出江寛さん死去 日本建築家協会元会長、「懸魚のある製図工場」

AI要約

建築家の出江寛さんが92歳で心不全のため死去したことが報道された。

出江さんは日本建築家協会の会長を務め、代表作には大阪府立茨木高校などがある。

出江さんはトタンやスレートなどの素材を活用した作品でも知られている。

建築家で日本建築家協会の会長を務めた出江寛(いずえ・かん、本名・いずえ・ゆたか)さんが18日、心不全のため死去した。92歳。京都府出身。葬儀・告別式は近親者で執り行われた。後日、お別れの会を開く。

立命館大卒業後、竹中工務店などを経て昭和51年、大阪に設計事務所を開設した。代表作に大阪府立茨木高校(茨木市)など。自身の事務所だった「懸魚のある製図工場」(大阪市)などトタンやスレートといった素材を使った作品でも知られた。