「ありました!」落とし物を持ち主の元へ ひたすら駆け回り“落とし物が返ってくる日本”を支える【アスヨク!】

AI要約

警視庁の遺失物センターでは、約90万件の落とし物が保管されており、モノトリと呼ばれる人々が持ち主に返すために日々奮闘している。

遠山矩央さんは、遺失物センターで落とし物を探し持ち主に返すモノトリの一人。2023年には全国の警察に届けられた落とし物が過去最多であり、90万件が遺失物センターに保管されている。

梅雨の時期には傘の落とし物が増える中、遠山さんたちは1本の傘でも見つけることに情熱を注いでいる。

「ありました!」落とし物を持ち主の元へ ひたすら駆け回り“落とし物が返ってくる日本”を支える【アスヨク!】

約90万件の落とし物が保管されている、警視庁の遺失物センター。ここでは、通称・モノトリと呼ばれる人々が“落とし物が返ってくる日本”を支えている。

今回特別にアスヨクのカメラが入ったのは都内の落とし物を保管する警視庁の遺失物センター。そこをひたすら駆け抜ける男性。 警視庁の遠山矩央さんだ。 

「落とし物を取りに来る方が多いので、一つでも早く返せるように走ってます。」

遠山さんの役割は、膨大な量の落とし物からたったひとつを探し、持ち主に返すこと。 通称“モノトリ”と呼ばれている。 

2023年に全国の警察に届けられた落とし物は過去最多。 この遺失物センターにも約90万件が保管されている。 

「JRから受け入れた物の納袋になります。よく使ってるバスだったり地下鉄の落とし物になります」

そして、まさに今、梅雨の時期に増えるのが傘の落とし物だ。 1フロアを埋め尽くすほどの、傘が保管されている。 

それでも、たった1本の傘を見つける“モノトリ”の皆さん。 

「やったー!ありました!!」

そんな遠山さん自身も学生のころ、 警察によって落とし物が返ってきたという。

「手元に戻って喜ぶ姿っていうのは一言でいうと嬉しいですね。」

“落とし物が返ってくる日本”をこれからも支えるべく、日々駆け抜ける遠山さんの活動はあすも続く。

(「イット!」6月21日放送より)