映画『高校教師』で主演…遠山景織子さん(49歳)が「他の女優さんを羨ましく思った時期」とは|美ST

AI要約

遠山景織子さんが芸能界デビューのきっかけや若き日の憧れ、そして女優としての成長について語る。

遠山景織子さんの父の厳しさや地元町田での生活、スカウトされた原宿での出来事、そして芸能界への入り口について。

遠山景織子さんがアイドル全盛期に憧れていたこと、芸能人になることへの思い、そして成長していく過程について。

映画『高校教師』で主演…遠山景織子さん(49歳)が「他の女優さんを羨ましく思った時期」とは|美ST

「南アルプスの天然水」のCMや映画『高校教師』で、視聴者に鮮烈な印象を残した女優・遠山景織子さん。今年49歳になる今も、当時の透明感や儚げな雰囲気は健在。デビュー間もなくのブレイクで多忙を極めながらも、20代で妊娠を機に休業を経験。その後復帰するも、実は思うように女優業に邁進できなかった時代があると語ります。「平坦ではなかったし、いつも笑っていたわけじゃありません」。ようやく階段を一段ずつ登るような実感を得た今現在に至るまでを、じっくりと語っていただきました。

お話をうかがったのは…遠山景織子さん(47歳)

《Profile》

1975年5月16日生まれ、東京都出身。1992年「南アルプスの天然水」の初代CMガールに起用され注目を集める。1993年に映画『高校教師』でヒロインに抜擢され、日本アカデミー新人賞など多数受賞。以後、多数のドラマ、映画、舞台に出演。また、バラエティ番組『笑う犬の生活』(フジテレビ)では、コントにも挑戦し人気を博す。お弁当レシピを紹介する著書『遠山さんちの明日のお弁当』(竹書房)を出版するなど多方面で活躍。

今年49歳になり、芸能生活は31年目になります。ありがたいことに、今はドラマのほかに舞台を多くさせていただいていて、稽古などで充実した日々です。ようやく女優として階段を上がっている実感がありますね。

芸能界デビューのきっかけはスカウトでした。中学2年生になる春休みだったかな。生まれて初めて行った原宿の竹下通りで声をかけられました。実はうちは父がとても厳しくて、地元の町田から出ることすら許してくれなかったんです。父に内緒で友達と遊びに行って、「原宿でスカウトされた」なんてもってのほか(笑)。「地元でスカウトされた」と言い訳しようかと、本気で思いました。

そんな父だったのでドラマやバラエティを見ることも禁じられていたのですが、当時はアイドル全盛期。中山美穂さんの大ファンでCDは全部持っていましたし、同世代だと宮沢りえさんや後藤久美子さんが憧れで、父がいない時にこっそり見ては憧れを募らせていたのだと思います。まさか自分が芸能人になれるとは思っていませんでしたね。