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自民・堀井氏、衆院選不出馬の意向 裏金で処分、地元に交代論
自民党の堀井学衆院議員が次期衆院選出馬をしない意向を固めたことが分かった。
安倍派の政治資金パーティー裏金事件で処分を受け、北海道9区で交代論が強まっていた。
堀井氏は政治資金の不正使用が発覚し、内閣府副大臣を辞任、党の処分を受けた。
自民党の堀井学衆院議員(52)=比例代表北海道ブロック=が次期衆院選に出馬しない意向を固めたことが分かった。
関係者が24日、明らかにした。所属してきた安倍派の政治資金パーティー裏金事件で処分を受け、地盤の北海道9区(苫小牧市など)内で交代論が強まっていた。
堀井氏は2018~22年に派から計2196万円の還流を受け、政治資金収支報告書に記載していなかったことが判明している。昨年12月に内閣府副大臣を辞任し、今年4月に党の役職停止1年間の処分を受けた。
25日に北海道庁で記者会見して不出馬を表明する予定。堀井氏は元スピードスケート選手で、1994年リレハンメル五輪の銅メダリスト。道議を経て2012年衆院選で初当選し、これまで4回当選している。