堀井学氏、衆院選不出馬の意向 裏金処分、地元北海道で交代論

AI要約

自民党派閥裏金事件で処分を受けた堀井学議員が次期衆院選に立候補しない意向を固めた。

支部内での不満や要望があり、堀井氏が立候補しない意向を支部役員に伝えた。

堀井氏は安倍派からの資金受け取りを説明しており、25日に記者会見を開いて正式に表明する予定。

 自民党派閥裏金事件で党役職停止1年の処分を受けた堀井学衆院議員(比例北海道)が、次期衆院選に立候補しない意向を固めたことが24日、関係者への取材で分かった。支部長を務める同党北海道9区支部で交代を求める声が上がっていた。25日に記者会見を開き、正式に表明する方針。

 関係者によると、堀井氏は24日、支部役員に立候補しない意向を電話で伝えたという。支部では堀井氏の交流サイト(SNS)を中心とする政治活動への不満や、「もっと地元に顔を出してほしい」などの意見が出ていた。

 堀井氏は1月、安倍派から2018年以降に計2196万円の還流を受けたと説明した。