「善き未来に挑戦する大学を」 東京科学大学 初代学長候補が10月発足を前に意気込み語る
AI要約
東京科学大学の初代理事長候補となった大竹尚登教授が、10月に新たに誕生する大学のビジョンと意気込みを語った。
東京工業大学と東京医科歯科大学が統合して誕生する東京科学大学は、大竹教授が初代理事長候補に就任する。
大竹教授は、2つの大学の強みを生かして、善き未来に挑戦する大学を築くことを目指している。
10月に新たに誕生する、東京科学大学の初代理事長候補となった大竹尚登（おおたけ・なおと）教授（60）が会見を開き、「善き未来に挑戦する大学をつくっていきい」と意気込みを語りました。
【大竹初代理事長候補「人、資金・学知と知財の好循環を生む」「それぞれの善き未来に挑戦する大学をつくっていきます」】
「東京科学大学」は東京工業大学と東京医科歯科大学が統合して、10月1日に発足します。
初代理事長候補に決まった東工大の大竹教授は会見で、2つの大学の良さの融合させ、「大学」と「病院」という2つの機能を持つ強みを生かしたいと述べました。
大竹教授はこれまで、東工大の副学長などを歴任し、若手が研究に集中できる環境づくりを進めるなど大学のあり方を変える取り組みをしてきました。
単一の大学を運営する国立大学法人に理事長職が置かれるのは初めてだということです。
一方、教育や研究など学長の役割を担う「大学総括理事」には、東京医科歯科大の田中雄二郎（たなか・ゆうじろう）学長を置く方向で調整されています。
