「東京科学大」初代理事長候補、東工大・大竹尚登氏の略歴

AI要約

東京医科歯科大学と東京工業大学が統合して東京科学大学が発足することが決定された。初代理事長に大竹尚登氏が選出された。任期は2028年3月31日までで、文部科学相に指名を受ける予定。

合同選考会議では、新大学に大学総括理事を置くことも決められた。これにより、東京科学大学長も決定されることとなる。

大竹尚登氏は神奈川県出身で、東工大で長年教育・研究に従事してきた。将来の新大学の発展に期待が寄せられている。

東京医科歯科大学と東京工業大学は19日、両大学が統合して10月1日に発足する東京科学大学の長の合同選考会議が、大竹尚登東工大科学技術創成研究院長・教授(60)を初代理事長の候補者として全会一致で決定したと発表した。任期は10月1日から2028年3月31日まで。文部科学相に申し出て指名を受ける。また同会議は、新大学に大学総括理事(東京科学大学長)を置くと決めた。

【略歴】大竹尚登氏(おおたけ・なおと)89年(平元)東工大院理工学研究科博士後期課程中退、同年工学部助手。93年助教授、10年大学院理工学研究科教授、15年副学長、22年科学技術創成研究院長。神奈川県出身。