将棋・藤井「叡王」垂れ幕撤去 また掲げる日まで

AI要約

藤井聡太竜王が叡王戦五番勝負で敗れ、八冠から陥落したことで地元のファンやビル内の店舗がそれぞれの対局に注目していた状況が伝えられた。

竜王陥落に伴い、複合ビル「パルティせと」の垂れ幕もしまわれ、地元の喫茶店の店長も竜王への応援を語った。

竜王の挑戦心を称える声や、次戦への期待に満ちたエールが送られている様子が描写された。

 将棋の藤井聡太竜王(21)が第9期叡王戦五番勝負に敗れ、八冠から陥落して一夜明けた21日、愛知県瀬戸市にある複合ビル「パルティせと」では、ホールに掲げられていた「叡王」の垂れ幕がしまわれた。パルティせと店舗会の牧治会長(68)は「また戻したい。いいライバルが出来たと思い、応援していきたい」と巻き返しを期待していた。

 藤井竜王の地元、名鉄尾張瀬戸駅周辺では、タイトルがかかった対局があるとファンが集まって声援を送っており、同ホールには獲得したタイトルを示す垂れ幕が掲げられている。

 それぞれのタイトルから考案したメニューを提供しているビル内の喫茶店「喫茶スマイル」の店長は「天井に空白が出来てさみしくなった。今朝は涙雨だったが、昼からは晴れたので心機一転して頑張ってほしい」とエールを送った。